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Sayaca 

Los Reflejos del Alma vol.9

10/30、ジャズクラブ銀座シグナスにての Los Reflejos del Alma vol.9 、無事終了しました。

沢山の方々にお越し頂き、またメンバーの皆さんからもバースデーサプライズをして頂き、素敵な時間を過ごすことができました。

皆様、本当にどうもありがとうございました!

今回のライヴでは、タンゴスタンダー曲に加えて、新アレンジでは、今年の夏頃から取り組んでいるコントラバスとボーカルという珍しいデュオでの ’‘Cuando tú no estás’ , 青木菜穂子さんによる ‘Yuyo verde’、そしてタンゴ以外の新曲では、’Yo te vi’, ‘Alfie’, ’誰も知らない気持ちの眠る場所’, ‘The Gift’ の、それぞれジャンルの異なる4曲を今回初めて演奏しました。

’Yo te vi’ は、1960年代後半に活躍したアルゼンチンロックバンド ’Almendra’ (アルメンドラ) のベーシスト、Emilio del Guercio (エミリオ・デル・グエルシオ)の作品で、ブエノスアイレス滞在中に私が師事したタンゴ歌手の Lidia Borda(リディア・ボルダ) が、ギタリストの兄上である Luis Borda (ルイス・ボルダ) のアルバムにこの作品を唄って参加していたのを聴かせてもらったのがきっかけで、いつも唄いたいと思っていたのが、今回、ようやく実現しました。これはロックではなく、しっとした美しい旋律の作品で、今回は、ギター、ベース、ボーカルのトリオで演奏し、ギターの鬼怒無月さんには、一カ所ユニゾンで、(私のライブでは) 初のボーカルとしても参加して頂きました!

‘誰も知らない気持ちの眠る場所’ は、この夏、ベースの田中伸司さんが共演されていたのがきっかけで聴きに行った、アコーディオン奏者兼ボーカルのシンガーソングライター、オランさんのライヴで聴いた際にいっぺんで気に入ってしまい、その場でご本人の許可を得て、滅多に唄うことのない日本語の唄にもチャレンジ! とても美しい曲と歌詞で、今回は、バンドネオン、ギター、ベース、ボーカルという編成で演奏してみました。普段スペイン語又は英語でしか唄っていない私にとって、日本語で唄うことはとても新鮮であると同時に、日本では(当然)日本人のお客様方にその場で直接歌詞が伝わるため、なんだかちょっと恥ずかしい気持ちにもなるのですが、この曲は本当に素晴らしいので、また今後も是非唄っていきたいと思っています。

そして前回のブログでも書いた、最近、特に歌詞の内容が心に染みるバカラックの ‘Alfie’, ‘Recado Bossa Nova’ というタイトルでも知られている ‘The Gift’。

なんだか、タンゴ以外の曲の紹介ばかりになってしまいましたが、こういった多ジャンルの曲を混ぜることによって、今までタンゴを聴いたことのない方々にも少しでも興味を持って頂くためのきっかけとなれば... という思いで取り入れています。

今回のセットリストはこちら↓

1st

1. Gricel

2. Sur

3. Tierrita (inst)

4. The Gift

5. Cada vez que me recuerdes

6. Mariposita (inst)

7. Valsecito

8. Silueta porteña

2nd

1. Cuando tú no estás

2. Yo te vi

3. La chiquitita ‘Negra’ (inst)

4. 誰も知らない気持ちの眠る場所

5. Alfie

6. Vuelvo al sur (inst)

7. Yuyo verde

8. Milonga de la Anunciación

Bis: El choclo

Sayaca (vo) 青木菜穂子(pf) 北村聡(bn) 田中伸司 (cb) 鬼怒無月(gt)

次回のLos Reflejos del Alma は、来年の2月頃の予定です♪

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