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Sayaca 

Globalization グローバリゼーション

ウィキペディアには、「グローバリゼーションとは、社会的あるいは経済的な関連が、旧来の国家や地域などの境界を越えて、地球規模に拡大して様々な変化を引き起こす現象である。グローバル化ともいう。」とあります。

ウィキペディアのその後の説明にも、「インターナショナリゼーション」と「グローバリゼーション」は、国境の存在の有無という点で区別され、世界地図を見て国境を意識しながら国家間の問題を考えれば「インターナショナル」な問題を考えている事になり、地球儀を見ながら地球全体の問題を考えれば「グローバル」な問題を考えている事になる、とありますが、私も帰国直後の幼児期、日本の世界地図を見た時に、Far East(遠い東)に存在すると思っていた日本が、地図の真ん中にあった衝撃を今でも覚えています(世界地図は、その国が真ん中に印刷されるため国によって異なるので)。

私は、大学卒業直後から、企業向けの英語や異文化研修を担当するお仕事を頂き始め、ブエノスアイレスから帰国後も、不思議なご縁やタイミングもあって、現在のコンサルティング会社で、新たな形で続けています。

特にここ数年は、以前にも増してグローバル研修を担当する機会が増え、日本企業のビジネスパーソンの方々に、複数の外国人インストラクターと私という組み合わせで担当させて頂いているのですが、最近、グローバル人材とは何か、どう思うか、と受講者の方々に、私個人の意見を聞かれることがあります。

今、私の考えるグローバルな人間とは、「地球儀を思い浮かべ、国境を超えて、自国の文化のアイデンティティを失わずに、地球のあらゆる場所で起こっていることを、自分の国で起こっていることのように考えられる力、意志、姿勢を持つ、あるいは持とうとする人」。

もちろん、実際に行ったこともない国々の情勢などを全て理解、共感することは無理ですが、完璧にでなくても、その国々、文化を理解してみよう、という好奇心や意志、世の中には、色々な考え方の人がいて、様々な文化があって、そのみんなが、この地球という星を共有している、というOneness = 一つであるという感覚を持とうとすることは、誰にでも可能だと思うのです。

そして、自国の文化のアイデンティティを失わないためには、自国の文化への理解が不可欠であり、これは自国=自分とも置き換えられると思いますが…

長くなりそうなので、この続きはまた後日に…

ちょうど今、FIFAのサッカー試合を見ながら、あの国はどこにあるのかな、どんなお国柄なのかな、と思いをはせながら、グローバル感覚を楽しむのもいいですよね。

日本、アルゼンチン(やはりどうしても応援してしまう!)、がんばれ〜!!!

S

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