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Sayaca 

STOP THE WAR IN GAZA

この写真↓は、現地時間7月23日に、宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルスト氏が、国際宇宙ステーションからガザ地区を撮影したもので、「これまでに自分が撮った中で最も悲しい写真」と述べてTwitterに投稿したものです。

26日に一度成立した12時間の休戦後、少しはましになると思われていた、イスラエルとイスラム原理主義組織「ハマス」が衝突するパレスチナ自治区ガザでのそれぞれの攻撃は、世界が望むように治まるどころか、また激化している状態で、戦いから22日が経つ今日(日本時間7/29)も、ガザ市内の避難所では、イスラエル軍の無人機の攻撃により、パレスチナでは新たに子供8人(言葉を失います...)を含む10人が、イスラエルでは4人が死亡、8人が負傷し、現在までイスラエル側の死者の数は53人、パレスチナ側の死者は1.120人にも及びます。

この多くは、この戦いとは全く関係のない一般市民が犠牲になっており、パレスチナの和平交渉責任者であるエレカット氏は、「現在のガザは、火事で燃え上がっている建物と同様であり、一刻も早く住民を避難させねばならない」と話し、また、国連の数字を基に「これまでの死者の9割は、女性と子供が占めている」と指摘しています。9割...です。

イスラエル側は、全ての責任は、ハマスにあると主張し続け、攻撃を止める気配はありませんし、ハマス側も決してイスラエルのいいなりにはならない、と主張。さらに、ハマスは、軍事拠点をガザ市内の住宅密集地に置き、病院や学校等の民主施設を隠れ蓑に利用していることから、一般市民が次から次へと人間の盾のように無差別に殺され続ける毎日...

どうしたら、関係のない人達、またその子供達を犠牲にし、殺す事ができるのでしょうか?

どうしたら、自分たちの信じるものをめぐって、戦争をするほど激しく憎み合い、お互いを殺し合うことを選ぶのでしょうか?

人間は、どこまで愚かなのでしょうか... ?

I’m totally speechless...

罪もなく殺されていく人達のことを思うと、絶望的な、いたたまれない気持ちになり、特に子供が殺される最近のニュースは、涙なしに見る事ができません。

せっかくこの世に生を受けた大切な命を、どうしてあのように簡単に非情に奪うことまでして自分の意見の主張を通さなければならないのか... その神経を疑うことを通り越し、怒りと悲しみとやるせなさで胸がしめつけられる思いになります。

このブログを始めた頃には、政治的な話題はできるだけ避けようと思っていたのですが、あまりにも非人道的なひどい事態がガザ地区で起こっているため、どうしても書かずにはいられませんでした。

イスラエル、パレスチナ問題は今に始まったことではなく、根深い歴史的、宗教的な背景がありますが、その分野の専門家でなくても、今起こっていることの異常さは、普通の神経を持つ人間であれば、誰もが感じる事だと思います。

どちらが良い、悪いという問題ではなく、ただ、この事態を一刻も早く止めるためにも、将来、このような悲劇を繰り返さないためにも(そして一昨日の国内でのニュースのように「人を殺してみたかったから」と言って、友人を殺した高校生のような人間を作らないためにも)、人殺しの恐ろしさ、命の尊さ、そして個の違いを認め合って共存していくことの大切さを、特に国の未来である子供達が、自分で物事を見極め考えることのできる知性、そして賢い判断を下すことのできる知恵を身につけられるよう、私達は日頃から言葉にして伝えていく必要があると思います。

この争いによって命を失った全ての方々のご冥福を心からお祈りすると共に、一人でも犠牲者が少なくなるよう、一刻も早い終戦を心から願って止みません。

Let there be peace on earth.

S

P.S.

ご関心のある方は、ボブ・ディランやU2も支持しているアムネスティの「イスラエルへの武器輸出を止める緊急オンラインアクション」をご覧下さい(どちらかの立場を支持するということではなく、戦争を止めるという目的のために私も署名参加しました)↓

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